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よく考える子 思いやりがある子 元気な子

震災が発生したときの本校の対応

はじめに

平成23年3月11日。東北地方太平洋沖地震が発生した日です。
地震の後に発生した津波と合わせ,その被害は甚大なものとなってしまいました。
過去の出来事ではありますが,東京にもかなりの影響があったため,しっかりと記憶に残っています。まだ,十分な復興がなされていないのは,とても残念です。
さらに,平成28年には,熊本地震や鳥取地震など思わぬ所で大きな地震が発生,また,平成30年6月に起こった大阪北部地震は記憶に新しく,それぞれ大きな被害をもたらしています。こうした様々な被害に対し,一日も早い復興を祈っています。
しかし,地震の発生は決して人ごとではありません。東京にも,いつ発生するか分からない地震。私たちも,いつ地震の被害に遭ってもよいような準備をしておかなければならないと思っています。

大規模地震が起こったときには

大規模な地震(震度5弱を超える地震)が起こった場合,本校では原則として下記のような対応をいたします。 ご家庭でもお子さんと一緒に,様々な打ち合わせ,確認をしておいていただけますようお願いいたします。

原則

お子さんが学校にいる時間帯に,震度5弱を超える地震が発生した場合は,引き渡しによる下校を実施いたします。
緊急メール配信などは可能な限り行いますが不通になったり遅れたりすることが考えられます。
また,連絡をしている余裕のない場合もあります。そのため,連絡の有無にかかわらず,発生した地震が震度5弱を超えるものであった場合には,
無条件で引き渡し下校を行いますので,ご理解・ご協力をお願いいたします。

登下校時に大規模地震が発生した場合

登下校の時間帯の場合,その時に校内にいる児童については,安全を確認した上で保護いたします。
登下校中(路上)の児童については,家に戻るのか学校に来るのかということを,お子さんと確認しておいてください。
学校で保護した児童については,引き渡しによる下校を行います。

お子さんが登下校途中(路上)の場合,学校ではその所在を確認することができません。
お子さん自身で,どこに行くのが安全かという判断が必要です。
そのため,場合に応じてどうすればよいのかを,ご家庭で話し合っておいてください。

在校中に大規模地震が発生した場合

引き取りがあるまで何時間でも,お子さんは学校でお預かりします。一人ではもちろん,数人であっても,引き取りなしに下校させることはいたしません。
引き渡しは,届け出のあった方にのみに対して行います。近所の方が親切心で引き取られることを申し出られても,学校では引き渡しはいたしません。
これは,引き渡し訓練でも同様です。届けていない方に引き渡すことにより,かえってその方にご迷惑がかかる場合があります。その危険性を避けるためです。

届け出に名前のない方には引き渡しはしないことが原則です。ご承知おきください。

警戒宣言が発令された場合

発令時点では,まだ地震が起こってはいません。
区市の緊急放送やテレビ・ラジオ等からの情報などで発令をお知りいただき,そこから本校に向かっていただかなくてはなりません。
本校では,引き取りがあるまで何時間でもお子様をお預かりします。引き取り人名簿に記載されている方以外に,引き渡しをしないことは,上記と同様です。

震度5弱に満たず,比較的安全を確認できる地震の場合は,複数下校,集団下校等の対応を臨機応変に行います。
学校での対応に関する連絡は,状況に応じて登録メール配信,電話連絡網,本校ホームページのトップページ等で行います。
ただし,回線等の事情で,すべての手段が不通になる場合もあることをあらかじめご理解ください。
学童保育に関するお問い合わせは,市役所の子育て支援課までお問い合わせください。
連絡を取り合い連携は図られていますが,違う組織のため,学校ではわからないことが多くあります。

        市役所子育て支援課 電話:042−470−7736

東久留米市立第九小学校

〒203-0033
東京都東久留米市滝山3-2-30

TEL 042-471-7548
FAX 042-472-7987